筋トレをするためにジムに通ったはいいけど、「正直週に2~3回も通うのは大変、、」なんて方いらっしゃいませんか?
平日は仕事が忙しかったり、休日は予定が詰まっていたりで思うようにジムに通えないこともあるでしょう。
そんな時、自宅にいながら筋トレできたら嬉しいですよね。
自宅でも腕立て伏せや腹筋といったトレーニングはできますが、もっと本格的なウエイトトレーニングがしたい方にはベンチプレスがおすすめです。
ベンチプレスは大胸筋を鍛えるのはもちろん、上腕三頭筋や三角筋前部なども効率よく鍛えられるウエイトトレーニングの定番です。
⇒【初心者向け】ベンチプレスの正しいやり方・フォームとコツ!大胸筋を効果的に鍛える方法を動画で解説!
ですが、スポーツジムにあるような大型のトレーニングマシンを置くスペースのある家なんて限られていますよね。。
「そんなスペースあるわけない!」という方はほとんどだと思います。
そこで今回は、一般家庭でも省スペースで使えるベンチプレス器具の選び方とおすすめのベンチプレスを紹介します。
自宅用ベンチプレス器具の購入を考えてる方は参考にしてみてくださいね。
▽おすすめのベンチプレス▽
[adsense]
目次
自宅用ベンチプレス器具の選び方
自宅用ベンチプレスを選ぶ際の主なポイントは、
- 設定できる重さは十分か
- バーベル・プレートがセットか
- バーベルラックの高さ調節ができるか
- ベンチ台はワイドかナローか
- 折りたたみができるか
の5つです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
設定できる重さは十分か
安いベンチプレス器具にありがちなのが、使用できるバーベルの重量が十分でないというパターンです。
ベンチプレス台によって耐えられる重さにはかなり差がありますので、自分がトレーニングする際に使用する重量に耐えられるかどうかは必ず確認する必要があります。
「40kgしかあげないから大丈夫~」という方でも、トレーニングを積んで70kg、80kg、、とあげる重さがアップしていくと、器具が耐えられなくなるという可能性もあります。
なので、今あげる重さではなく今後あげたい重さまで耐えられるものを選びましょう。
ベンチプレスは何十キロものおもりを上げるトレーニングなので一歩間違えると大変危険です。
安価なベンチプレスは素材が弱い分、耐荷重が低いものが多いです。
安全にトレーニングするためにも、安易に安いベンチプレス器具を選ぶのはおすすめしません。
バーベル・プレートがセットか
ベンチプレス器具を購入する際にうっかりミスしやすいのが、バーベル・プレートがセットでない商品を購入してしまうことです。
「パーツごとにこだわりたいから別々に選ぶぜ!」という方は別として、ベンチプレス器具を欲しいたいていの方は届いたその日から使えるようにバーベルやプレートがセットになっているものを買いたいはずです。
ベンチプレス台だけ単体で販売されていることもよくありますので、バーベル・プレートがセットかどうかはしっかり確認しましょう。
「安いと思って買ったらベンチ台しかこなかった、、」なんてことにならないようにしましょう。
後で紹介する「おすすめのベンチプレス」は全てバーベルとプレートがセットのものなので安心ですよ。
セーフティーバーがあるか
自宅でベンチプレスをする場合、多くの方はひとりでおこなうと思います。
スポーツジムなどで補助者がいる場合には、バーベルをあげられなくなってつぶれてしまっても補助してもらえますが、ひとりでベンチプレスをする際につぶれてしまっては大変です。
何十キロもの重さが自分の体に降ってくるのですから大事故にもつながりかねません。
自宅用のベンチプレス器具を購入するならセーフティーバー(セーフティーラック)付きのものをおすすめします。
セーフティーバーが付いていれば、仮にバーベルがあがらなくなっても体に当たることなく受け止めてくれるので安心です。
また、セーフティーバーがあるとつぶれても安全なので、もうこれ以上は無理という限界までトレーニングできてより効果的に筋肉を鍛えることができるというのもメリットです。
セーフティーバーがないと、もうあげられないという限界までトレーニングできないので効率が悪くなるのです。
セーフティーバーにはベンチプレス台と一体化されているものと別々になっているものがありますが、これはどちらを選んでも大丈夫です。
バーベルラックの高さ調節ができるか
体格や腕の長さなどは人それぞれなので、バーベルを置くラックの高さ調整ができるというのはとても重要です。
高さ調節機能のないベンチプレス台は意外とあります。
ベンチプレスを選ぶ際は高さ調節機能がついているものを選ぶのがおすすめです。
ベンチ台はワイドかナローか
ベンチプレスをする際のベンチ台には、バーベルを置くラックの幅が広くラックの内側を握るワイドタイプと、ラックの幅がせまくラックの外側を握るナロータイプがあります。
スポーツジムに置いてあるような本格的なマシンはほとんどの場合ワイドタイプです。
ナロータイプの場合、おもりのプレートを付ける際などにバーの片側だけにプレートが付いた状態になると、バランスを保てずプレートの付いた方に倒れる危険性があります。
安全面を考えると、ワイドタイプをおすすめしたいところなのですが、なんといっても困るのがスペースをとることです。
ワイドタイプはナロータイプと比べて圧倒的にジャマになるんです(笑)
「トレーニング専用ルームを作るぜ!」というぐらいの方ならいざ知らず、ワイドタイプのベンチプレス台はサイズ的に一般家庭には現実的でないんですよね。
なので、今回は一般家庭でも場所をとりすぎないナロータイプのベンチプレス台を紹介します。(もちろん、スペース的に問題なければワイドタイプを購入することをおすすめします)
おそらく、自宅用のベンチプレス台はナロータイプの方が主流だと思います。
ナロータイプのものでも、プレートを付ける際に交互に1枚ずつプレートを付けるように工夫すれば、倒れる心配はあまりありません。
ナロータイプでもちゃんと注意すれば全然危険ではないので安心してくださいね。
折りたたみができるか
先ほどのワイドかナローかのところでも触れましたが、自宅にベンチプレス器具を置くとなると最大の悩みは場所をとることですよね。
ベンチプレス台は思った以上にジャマになります。
実際にトレーニングする時はいいけど、一日のうちほとんどの時間はトレーニングしていないわけで。。
そんな場合に便利なのが折りたたみ式のベンチプレス台。
使わない時はベンチを上にあげるようにたためるので省スペースで収納できるのが大きなメリットです。
ただし、折りたたみ式のベンチプレスは台が若干ぐらつく場合があります。
安全面で問題があるわけではありませんが、ぐらつくことでトレーニングの集中が乱れる可能性も考えられます。
もし折りたたみ式ではないベンチプレスを置けるようであればそちらをおすすめします。
もちろん家のスペースとの相談になりますが。
おすすめのベンチプレス器具
以上をふまえた上で、おすすめのベンチプレス器具を選びました。
今回は筋トレ初心者の方でも始めやすいように10万円以下の買いやすいモデルに絞りました。
上を見ればいくらでもイイものはありますが、なんせ値が張りますので。。笑
また、省スペースでトレーニングできるようにナロータイプのものだけを紹介しています。
アイロテック ストレングスセットR100
家庭用筋トレ器具の定番ブランド「IROTEC(アイロテック)」のベンチプレス。
数あるベンチプレス器具の中でも特に人気のシリーズです。
ベンチ台、バーベルシャフト、ダンベルシャフト、プレート100kg分(シャフト重量込)、セーフティーラックのトータルセットです(折りたたみはできません)。
これさえあればベンチプレスやダンベルトレーニングを自宅でもガンガンできます。
ベンチプレスのバーベル重量95kgまで設定できるので、よほど本格的なウエイトトレーニングをしたい方以外には十分な性能です。
セーフティーラック付きでプレートにはラバーリングが付くので安全面もバッチリです。
唯一、バーベルラックの高さ調節ができないのが難点。。
「調節できなくてもいいよ」という方にはとてもおすすめです。
ちなみに、100kgセット以外にも70kgセット・50kgセットなどのビギナー向けもありますので、レベルに合わせて選べます。
▽70kgセット▽
▽50kgセット▽
ワイルドフィット フォールディングジムセット 白ラバー 70kg
品質・価格ともに優れたフィットネスブランド「WILD FIT(ワイルドフィット)」のベンチプレス。
これからベンチプレスを始めようという初心者の方にもおすすめのモデルです。
バーベル・プレート70kgがセットなので初級者~中級者には十分な重さです。
折りたたみできるので使わない時は省スペースで収納できるのも嬉しいポイント!
折りたたみ式のベンチプレスをお探しの方には最適です。
セーフティバーもセットになっていますよ。
ワイルドフィット トレーニングジムセット 赤ラバー140kg
「WILD FIT(ワイルドフィット)」からもう一台。
こちらもベンチ台、バーベルシャフト、ダンベルシャフト、プレート140kg分(シャフト重量込)、セーフティーラックのトータルセットです。
シャフト・プレート140kg分セットなのでほとんどの筋トレ猛者でも満足できるでしょう。
ベンチプレスで100kg以上を目標にするくらい本格的にトレーニングしたい方には最高の一台ですね。
折りたたみができませんが、その分安定性が増しています。
セーフティバーもセットなので安心です。
まとめ
ベンチプレス器具を選ぶ際には、耐荷重やバーベル・プレートの有無、セーフティーラックの有無など様々なチェックポイントがあります。
何十キロという重さを扱うものだけに、安いからと粗悪な器具を選ぶのは避けましょう。
ベンチプレス器具には初心者向けのものからジムにあるような本格的なマシンまで種類が豊富です。
上にあげたおすすめのベンチプレス器具も参考にしつつ自分に合ったものを探してみてくださいね。
最後に、バーベルと合わせて買っておくと便利なグッズとして、プレートラックを紹介しておきます。
バーベルのプレートって結構ジャマになるのですが、このプレートラックがあればスッキリまとめられるので助かります。
これにかけておけば何気にカッコイイですし!