トレーニングやダイエットのデータ管理のために活動量計を使う方が増えています。
最近の活動量計は歩数や距離、消費カロリーなどの基本的なデータはもちろん、心拍数や睡眠データを測定できるものもありスポーツシーン以外でも活躍します。
そこで今回は、活動量計の種類とおすすめの活動量計8選を紹介します。
目次
活動量計とは?
活動量計は歩数や移動距離、消費カロリーなどを測定してくれる機器のことです。
歩数や移動距離を測定するというと、よく歩数計と一緒に思われがちですが大きな違いがあります。
歩数計が歩行時のデータしか測定できないのに対して、活動量計は歩行だけではなく家事やデスクワーク、睡眠中などあらゆる活動中の消費カロリーなどのデータを記録できます。
その名の通り一日の”活動量”を記録してくれる機器であり、「歩数計の進化版」とイメージしてもらうとわかりやすいです。
最近の活動量計は心拍数測定機能や睡眠データ解析機能などを搭載した高機能モデルも多いです。
また、LINEやメール、電話などがあった際に活動量計のディスプレイで確認できる通知機能を搭載したスマートウォッチとして使えるものも増えています。
価格は2千円程度の安価なものから数万円する本格派までメーカーやモデルによっても様々です。
一般的には価格が高いほど高機能で測定精度も優れています。
活動量計の種類比較
活動量計には腕時計のような形をしたリストバンド型と万歩計のような形をした歩数計型があります。
それぞれの特徴を解説します。
リストバンド型(腕時計型)
リストバンド型は画面に時間が表示されるので、普通の腕時計と同じような感覚で使えるのが特徴。
歩数や距離、消費カロリーはもちろん、心拍計機能や睡眠解析機能を搭載した高機能モデルが多いのも特徴です。
SNSなどの通知を確認できる今流行のスマートウォッチとして使えるモデルもあります。
価格は数千円から数万円までピンキリで価格が高いほど高機能なものが多いです。
機能性や精度の高さを考えると1万円以上のものを選ぶ方がいいでしょう。
リストバンド型なら日常生活では普通に腕時計として使えて、しかも一日の活動量を計測してくれるので非常に便利です。
使い勝手を考えると歩数計型よりもリストバンド型がおすすめです。
特に、ランニングやトレーニングで使いたい方は必ずリストバンド型を選びましょう。
歩数計型
歩数計型はクリップでズボンに挟んだり、バッグやポケットに入れた状態で使うのが特徴です。
いわゆる万歩計のような形なので馴染みがあると思います。
歩数計型は手首に着けないので存在を気づかれにくく、他の人に見られずこっそり測定したい方や手首に着けたくない方に向いています。
歩数、距離、消費カロリー、時間などの基本的なデータは測定できますが、心拍計などの機能は付いていないものがほとんどです(身体に身につけないのでそもそも測定できません)。
リストバンド型と比べると機能が制限されますが、その分価格は安めです。
安いものなら2千円程度、高くても5千円以下のものが多いです。
リストバンド型は充電式が多いのに対し、歩数計型は電池式がほとんどでこまめに充電する必要がないのはメリットです。
おすすめの活動量計10選
フィットビット アルタHR
活動量計のトップブランド「fitbit(フィットビット)」の活動量計。
こちらの「Alta HR(アルタHR)」は数ある活動量計の中でも特に人気のモデルです。
アルタHRは心拍計機能や睡眠ステージ測定機能を搭載するなど機能性に優れています。
高機能なものは大型になりがちですが、アルタHRは幅約15mmのスリムボディなのも魅力!
重さは約27gと超軽量で、リストバンド感覚で着けられて邪魔にもなりません。
デザインもスタイリッシュでおしゃれだと評判です。
日常生活からスポーツシーンまで幅広く使えて、専用アプリでサイレントアラーム設定(バイブ機能)をすれば目覚まし時計代わりにもなるなど使い勝手抜群!
価格と性能のバランスが良く、特におすすめの一本です。
⇒フィットビット「Alta HR(アルタHR)」の特徴・価格・評判まとめ!実際に使ったレビューも紹介!
フィットビット チャージ2
上で紹介したアルタHRと並ぶ人気を誇る「fitbit(フィットビット)」の「Charge 2(チャージ2)」。
こちらはアルタHRと比べてディスプレイが大型で表示が見やすいのがメリットです。
アルタHRと同じく心拍計機能や睡眠ステージ測定機能を搭載するなど機能性はバッチリ!
睡眠ステージ測定機能では単純な睡眠時間だけでなく、浅い睡眠や深い睡眠の時間や睡眠の波まで測定してくれて睡眠の質を改善するのに役立ちます。
ベルトは簡単に取外しできて水で洗えるので衛生的。
別売りで替えベルトが豊富に揃っているので気分に合わせて付け替えることもできます。
測定したデータを管理・確認できる専用アプリの使い勝手も優秀で、非常に総合力の高い一本です。
ちなみに、フィットビットはこちらのチャージ2と上で紹介したアルタHR以外にも様々なモデルがありますので興味のある方は以下の記事を参考にどうぞ。
⇒fitbit(フィットビット)のおすすめ活動量計・スマートウォッチの種類・違いまとめ
ガーミン アクティブトラッカー 活動量計 ビボスマートHR J
ランニングウォッチのトップブランドとして有名な「GARMIN(ガーミン)」の活動量計。
ガーミンは活動量計の分野でもトップクラスの人気を誇ります。
こちらの「vivosmart HR J(ビボスマートHR J)」は精度の高い光学式心拍計を搭載。
スポーツ時や日常生活での心拍数を24時間測定してくれます。
お持ちのスマホと連携すれば、音楽の再生・停止、着信・メッセージの確認、天気・気温の表示など便利な機能も使えます。
50m防水で水に強いのも嬉しいポイント!
初めて活動量計を買う方にもおすすめです。
ガーミン vivosmart 3
「GARMIN(ガーミン)」の新型モデルの活動量計「vivosmart 3(ビボスマート3)」。
こちらの最大の魅力はスイム防水機能を搭載している点。
水泳やシャワーの際にも使えるのがとっても便利です。
スマートなボディでありながら光学心拍計やストレスレベル測定など機能面も充実。
約22gという驚きの軽さで着け心地も良好です。
防水機能に優れた活動量計をお探しの方にはベストな一本です。
ガーミン vivoactive J HR
「GARMIN(ガーミン)」からもう一本。
こちらの「vivoactive J HR(ビボアクティブJ HR)」は数ある活動量計の中でも最高峰の機能性がウリ!
心拍計機能やSNSなどの通知機能はもちろん、GPS機能まで搭載しています。
GPS機能があるとランニングやサイクリングの際に走ったルート、距離、時間、ペースなどが把握できて非常に便利です。
ディスプレイには日差しでも見やすく高解像度のカラータッチスクリーンを採用。
最長8日間持つ長時間バッテリーなのも嬉しいポイントです。
価格は3万円オーバーとかなり高額ですが、ランニング、サイクリング、水泳、ゴルフなど特にスポーツシーンで使いたい方にはおすすめです。
エプソン PULSENSE PS-600C
日本を代表する精密機器メーカー「EPSON(エプソン)」の活動量計。
活動量計には珍しいラウンド型のデザインを採用しているのが特徴。
デザイン的に仕事では着けにくいというのが今までの活動量計のデメリットでしたが、こちらはシックな雰囲気なのでビジネスシーンでも使いやすいです。
エプソン独自の脈拍センサーを搭載するなど性能の高さも折り紙付き!
脈拍推移と活動量から、エクササイズ状況やカロリー収支、非活動時のこころバランスや睡眠の状態まで測定してくれます。
しかも、精度が非常に高いとレビューでも高評価!
さすがは信頼の日本ブランドです。
5気圧防水なのでベルトはもちろん本体を丸洗いすることもできて衛生的です。
仕事中も違和感なく使える活動量計をお探しの方におすすめです。
ポラール LOOP 2
フィンランドのスポーツ機器メーカー「POLAR(ポラール)」の活動量計。
こちらの「LOOP 2(ループ2)」はパッと見では活動量計とは思えないほどのデザインセンスの良さが光る一本。
北欧ブランドらしいスタイリッシュな雰囲気で女性でも使いやすく、アクセサリー感覚で着用できます。
1万円程度で購入できるリーズナブルな価格も魅力!
ディスプレイには85個のLEDライトで表示するユニークなシステムを採用しています。
心拍計機能はありませんが、活動量記録、睡眠記録、目覚ましバイブ、通知機能など必要十分な機能は搭載されています。
ポラールは他にも様々なモデルの活動量計を展開していますので興味のある方は以下を参考にどうぞ。
⇒ポラールのおすすめ心拍計・活動量計・ランニングウォッチまとめ!
ポラール A370
「POLAR(ポラール)」を代表する最新型のフラッグシップモデルの「A370」。
心拍数を簡単かつ正確に計測できるポラール独自のLED光学式心拍計や、睡眠のタイミング、時間、質を計測し、睡眠が中断された時間を自動的に検出する高度な睡眠分析機能など優れた機能が満載です。
スマホのGPSを使用して、速度や距離を計測したり、ルートを地図に表示できるスマホ連携機能もありランニングやサイクリングで重宝します。
静電容量式タッチスクリーンを備えた広視野のフルカラーTFTディスプレイ搭載で画面の見やすさも◎!
6色のリストストラップが別売りであるので好みに応じて付け替えることもできますよ。
オムロン カロリスキャン HJA-310
歩数計型活動量計の定番「OMRON(オムロン)」の「カロリスキャン」シリーズ。
普通の万歩計のように見えて、歩数、消費カロリー、脂肪燃焼量、時刻などをこれひとつで管理できます。
毎日の目標消費カロリーの達成度合いをお知らせするなどダイエットの励みになる機能がモチベーションアップにつながります。
ポケットに入れておくだけで測定でき、コンパクトなサイズで邪魔にならないのも嬉しいポイント!
ボタン操作はシンプルで高齢の方や機械操作が苦手な方でも簡単でわかりやすいです。
歩数計型の活動量計が欲しい方には特におすすめのモデルです。
タニタ カロリズムBASIC AM-111
ヘルスケア機器の大手「TANITA(タニタ)」の歩数計型活動量計。
こちらの「カロリズムBASIC」は人気が高いベーシックな機能に絞って極力無駄を省いたエントリーモデル。
エントリーとはいえ、歩数、距離、消費カロリー、脂肪燃焼量などは網羅しているので普通に使う分には十分です。
ポケットに入れておけばOKで、付属のクリップを使って服などに装着することもできます。
価格はAmazonで2,500円程度とリーズナブルなのも◎!(楽天市場だともう少し高い傾向にあります)。
まとめ
活動量計は身につけておくだけで健康維持に欠かせない様々なデータを測定してくれる優れものです。
リストバンド型と歩数計型がありますが、個人的にはリストバンド型がおすすめです。
リストバンド型の活動量計は心拍数や睡眠データを測定するなど高機能なモデルが多いですし!
特に、「fitbit(フィットビット)」の「Alta HR(アルタHR)」と「Charge 2(チャージ2)」が人気・評判ともに高くておすすめですよ!