「筋トレやダイエットのためにダンベルトレーニングをしたいけど、ダンベルを買うのはお金がかかるからペットボトルで代用しようかな」
とお考えの方は多いかもしれません。
「ダンベルの代わりにペットボトルを使うのはありなの?」と疑問の方もいらっしゃるでしょう。
いきなり結論から書きます。
ダンベルの代わりにペットボトルを使うのは<一応ありです。
が!!しかし、ペットボトルではなくダンベルを使った方が断然いいです。
ダンベルを買うお金がどうしてもなくて、、というのであれば話は別ですが、ダンベルのお金をケチってペットボトルで代用するというのは極力避けた方がいいでしょう。
なぜなら、デメリットの方が多いからです。
今回は、ダンベルの代わりにペットボトルを使うメリットとデメリットを解説します。
ちなみに、「これを機にダンベルを買おう」という方のために初心者におすすめのダンベル・選び方を別の記事で詳しく紹介していますので参考にしてくださいね。
⇒【初心者向け】おすすめのダンベル器具と購入時の選び方のポイント3つ!
[adsense]
ダンベルの代わりにペットボトルを使うメリット
まずはメリットから。
ダンベルの代用でペットボトルを使うメリットは、
- コストがかからない
というのがほぼ全てです。
ペットボトルさえあればすぐに始められるというのもメリットといえばメリットですが。。
コストがかからない
ペットボトルで代用しようと考える90%以上の理由はこれでしょう。
空いているペットボトルに水や砂を入れるだけでOKなのでほぼコストゼロです。
ほとんどお金をかけることなく筋トレができるというのがメリットですね。
逆に言うと、これぐらいしかメリットはないのですが。。
ダンベルの代わりにペットボトルを使うデメリット
次にデメリットです。
正直、ダンベルの代わりにペットボトルを使うのはデメリットの方が圧倒的に多いです。
主なデメリットとしては、
- 持ちにくい
- 負荷が軽すぎる
- 狙った部位を効果的に鍛えられない
- 中身が漏れる可能性がある
の4つがあります。
ひとつずつ詳しく見ていきます。
持ちにくい
これは実際に持ってもらったらすぐわかることですが、ペットボトルで筋トレするには正直持ちにくいです。
500mlならまだしも、ある程度の負荷をかけようと思うと1Lや2Lのペットボトルを持たないといけません。
太すぎて筋トレどころじゃないですよね。
落とす心配もありますし。
その点、ダンベルなら筋トレ時に持ちやすい最適な太さになっているのでトレーニングがしやすいです。
負荷が軽すぎる
ペットボトルに水や砂を入れたのでは負荷が軽すぎるというデメリットもあります。
上でも書いた通り、1Lや2Lのペットボトルを使うのは持ちにくさの点でアウトと考えると、500mlのペットボトルを使うのが妥当ということになります。
ですが、仮に500mlのペットボトルに水を満タン入れてトレーニングしても負荷なんてたかが知れてますよね。
女性の方が使うにしても軽すぎます。
筋トレの効果を高めるためには負荷をしっかりかける必要があるので、ペットボトルでは効率的に筋肉を鍛えることができないのです。
筋トレの効率についての参考記事:短期間でマッチョに!効率的に筋肉を鍛える筋トレの回数・セット数と重さの設定方法
狙った部位を効果的に鍛えられない
ペットボトルで代用する一番のデメリットはこれだと思います。
ダンベルを使ったトレーニングはいろいろあり、トレーニング毎に鍛える身体の部位は変わります。
ダンベルでのトレーニング方法の参考記事:【動画つき】ダンベル筋トレのやり方!部位別(二の腕、肩、胸筋、背筋など)トレーニング方法を紹介!
ですが、ペットボトルで代用する場合、太さがあるためしっかり握らなくてはならないため、必要以上に握力に集中してしまいます。
その結果、ダンベルトレーニングで鍛えるべき筋肉への刺激が半減する可能性があるのです。
握力を鍛える目的ならばそれでもいいのですが、ダンベル運動をするということは、二の腕なり肩なり大胸筋なりを鍛えたいはずです。
狙った筋肉を効果的に鍛えられないというのは大きなデメリットだと思います。
一番の目的である筋肉を鍛える効果が、お金をケチったために減少してしまうのでは本末転倒ですよね。
中身が漏れる可能性がある
ペットボトルのキャップ部分はビニールテープなどで止めるかもしれませんが、落としたりした拍子に中の水や砂がこぼれるなんて可能性もあります。
水なら拭けばなんとかなりますが、砂がこぼれたら掃除も大変ですよね。
これもデメリットのひとつといえるでしょう。
まとめ
ダンベルの代わりにペットボトルで代用するのは、コストがかからないというメリットはありますがそれ以上にデメリットが多いです。
一番重要な筋肉を効果的に鍛えるという目的が達成できなければ本末転倒なので、できればダンベルを購入する方がいいでしょう。
ダンベルは重さを変えられるタイプのものを購入するのがいいですよ!
⇒【初心者向け】おすすめのダンベル器具と購入時の選び方のポイント3つ!