カッコいい上半身や逆三角形の身体を作るには必須のトレーニングの懸垂(チンニング)。
広背筋や腹直筋(腹筋)、上腕二頭筋、上腕三頭筋などをバランスよく鍛えられます。
関連記事:懸垂の筋トレ効果と正しいやり方!順手と逆手の持ち方と効きめの違いを動画つきで解説
でも、懸垂って意外と出来る場所がないですよね。
恥ずかしいので公園の鉄棒でやるわけにもいきませんし。笑
そんな時におすすめな器具が、「懸垂マシン(チンニングスタンド)」です。
懸垂マシンとはその名の通り懸垂をするための専用器具です。
これさえあれば、自宅でも簡単に懸垂ができます。
今回は、おすすめの懸垂マシンと選び方について解説します。
目次
懸垂マシン・チンニングスタンドの選び方
まずは懸垂マシン・チンニングスタンドの選び方から解説します。
後で紹介するおすすめの懸垂マシンの中から選べば問題はないのですが、比較する際のポイントにもなりますので選び方も覚えておきましょう。
懸垂マシンの選び方のポイントは大きく4つ。
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- しっかりとした安定性があるか
- 耐荷重は十分か
- 設置場所のサイズに合っているか
- いろいろなトレーニング種目ができるか
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です。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
しっかりとした安定性があるか
しっかりとした安定性の高さ、これは一番重要なポイントです。
懸垂は身体を宙に浮かせたような状態になるので、器具にグラつきがあるととても危険です。
グラグラした状態で懸垂なんて怖いですし、集中もできませんよね。
なので、懸垂マシンを購入する際は安定性の高さを一番に考えるべきです。
懸垂マシンは安いものだと1万円以下でも買えるのですが、そういう安価な器具にはグラつきやすいものが多いので注意が必要です。
なるべく安くで済ませたいという気持ちはよくわかりますが、安全性にも効果にも関わることなので安易に価格で決めるのはおすすめしません。
作りのしっかりした懸垂マシンを選ぶべきです。
とはいえ、実際に見たり使ったりしてから買うこともなかなかできませんよね。
そこで参考になるのがレビューです。
特に、Amazonのレビューは実際に購入したユーザーが良い点も悪い点も正直に書いてくれていることが多いので、購入する前に一読するといいでしょう。
耐荷重は十分か
安定性とともにチェックしておきたいのが耐荷重です。
つまり、どれだけの重さまで耐えられるかということですね。
懸垂は自分の全体重をマシンにかけるので、十分な耐荷重があるものを選ぶべきです。
目安としては、耐荷重が100kgぐらいあると安心です。
「いやいや、さすがに俺は100kgも体重ないですよ」
と思うかもしれませんが、懸垂する際に反動をつけたりする(効果が下がるので反動をつけるのは良くないですが)と体重より多くの負荷がかかってしまうので、耐荷重も余裕を持っておいた方がいいです。
また、耐荷重が低い懸垂マシンは安定性も低い傾向にあるので、耐荷重が十分あるものを選ぶべきですね。
設置場所のサイズに合っているか
懸垂マシンのサイズもあらかじめ販売ページで確認しておきましょう。
「せっかく懸垂マシンを買ったはいいけど、予定していた場所に入りきらない」
なんてことになったら最悪ですからね。
一概に懸垂マシンとってもサイズはそれぞれ違いがありますので、必ずチェックしましょう。
いろいろなトレーニング種目ができるか
懸垂マシンというぐらいなので、もちろん懸垂が主目的です。
ですが、どうせなら懸垂以外のトレーニングもできたら一石二鳥ですよね。
懸垂マシンには懸垂以外にもいろいろなトレーニング種目ができるタイプのものが多くあります。
例えば、大胸筋や上腕三頭筋を鍛えられるディップス、腹筋を鍛えられるニーレイズ、腕立て伏せの効果をアップさせるプッシュアップバーの役割など一台で何種目もできる懸垂マシンも多いです。
できる種目が多いから優れているというわけではないですが、どんなトレーニングができるかを選ぶ際のポイントにしてもいいと思いますよ。
おすすめの懸垂マシン・チンニングスタンド4選
SINTEX(シンテックス) 懸垂マシンIII
安定性バツグンのしっかりした作りが魅力の「SINTEX(シンテックス)」の懸垂マシン。
こちらの懸垂マシンはブレがほとんどなく頑丈だとAmazonのレビューでも好評です。
数ある懸垂マシンの中でも特にクオリティが高いです。
懸垂運動はもちろん、ディプス・バーチカルニーレイズなどのトレーニングにも対応しています。
耐荷重も100kgあるので安心です。
筋トレ初心者から上級者まで幅広い方におすすめできますよ!
ALINCO(アルインコ) 懸垂マシン
家庭用トレーニング器具の有名ブランド「ALINCO(アルインコ)」の懸垂マシン。
「ザ・懸垂マシン」といった感じのとってもシンプルな仕様です。
機能を極限まで省くことで、懸垂マシンとしてはかなりリーズナブルな1万円ちょっとという価格を実現しています。
とにかく懸垂専用のマシンが欲しいという方にはぴったりな一台です。
価格は安いですが安定性・性能ともに必要十分でAmazonでの評価も上々!
5センチ刻みで200~220cmまで5段階の高さ調節機能があるのも嬉しいポイントです。
筋トレビギナーや安くてそれなりの品質の懸垂マシンが欲しい方におすすめです。
WASAI(ワサイ) ぶら下がり健康器
低価格と機能性を両立した「WASAI(ワサイ)」の懸垂マシン。
数ある懸垂マシンの中でも特にコスパ抜群の一台です。
懸垂マシンとしてはかなりコンパクトなサイズなので省スペースでおけるのも魅力。
7段階の高さ調節ができるので使う人の身長に合わせて最適な高さに設定できます。
懸垂とディップスをメインで行いたい方にぴったり!
IROTEC(アイロテック) マルチパワータワー
これ一台であらゆるトレーニングが可能な「IROTEC(アイロテック)」の懸垂マシン。
懸垂・ディップス・レッグレイズ・プッシュアップなどに加えて、シートを倒せばベンチプレスまで出来ちゃいます(バーベルは別売りなのでよければ下の記事も参考にどうぞ)。
⇒自宅で使えるおすすめのバーベルセット(プレート&シャフト)と選び方
価格は4万円近くしますが、ベンチプレスなどを別で買うことを考えるとコストパフォーマンスは高いです。
この懸垂マシンがあれば自宅でできる筋トレはほとんどカバーできるので、筋トレ上級者でも十分満足できるはず!
まとめ
懸垂マシンは価格がピンキリな分、品質にも差が出てきます。
安いからと言って価格だけで決めてしまうのはNG。
上で紹介したような、評価が高く人気の懸垂マシンを選ぶのが安心です。
また、安定性や耐久性などをレビューでチェックするのもおすすめですよ。