みなさんも一度は目にしたことがあるであろう、筋トレ用のトレーニングチューブ。
「ただのゴムでしょ?」と侮るなかれ。
トレーニングチューブは自宅で簡単に、しかも安全にトレーニングできる優れた筋トレグッズなんです。
今回は、チューブトレーニングのメリット・効果とトレーニングチューブの選び方・おすすめを紹介します。
目次
チューブトレーニングのメリット・効果
チューブトレーニングとは名前の通り、ゴムチューブを使った筋トレ方法のことです。
ゴムを引っ張った時に元に戻ろうとする力を負荷として利用します。
チューブトレーニングには様々なメリット・効果があります。
代表的なのは以下の5つ。
- 背筋・大胸筋・三角筋(肩)など様々な部位に効果がある
- ストレッチ効果もあり
- 自宅で簡単に省スペースでできる
- ケガのリスクが少なくて安全
- 価格がリーズナブル
それぞれ詳しく解説します。
背筋・大胸筋・三角筋(肩)など様々な部位に効果がある
筋トレとして行うわけですから、一番気になるのは効果ですよね。
チューブトレーニングは背筋・肩など様々な部位を効果的に鍛えられるのがメリットです。
チューブの使い方によって鍛えられる部位が変わるので、狙った筋肉を的確にトレーニングできます。
本格的なアスリートからエクササイズ目的の女性まで幅広い方に対応できるのもメリットです。
チューブトレーニングはベンチプレスなどのウエイトトレーニングとは違い、筋肥大(ムキムキのマッチョになるイメージ)には向いていません。
ですがその分、インナーマッスルが効果的に鍛えられて引き締まったボディを目指せます。
チューブトレーニングは、男性なら細マッチョ、女性ならメリハリのあるスタイルになるために特におすすめのトレーニング方法ですよ。
ストレッチ効果もあり
チューブトレーニングは筋力アップはもちろんストレッチ効果もあります。
これはゴムチューブの伸縮性があるからこそできることです。
ダンベルなどの一般的な筋トレ器具では筋肉は鍛えられてもストレッチ効果はありません。
ここがトレーニングチューブの優れている点です。
特に、肩こり解消をしたい方におすすめですよ。
自宅で簡単に省スペースでできる
チューブトレーニングはゴムチューブさえあればどこでも簡単にできます。
トレーニングマシンなどと違い、めんどくさい設定などもありません。
一畳くらいの省スペースでできるので、一人暮らしなどお部屋が狭くても余裕でできるのが嬉しいですね。
また、ダンベルなどと違いトレーニングチューブは軽いのでどこでも持ち運びできるのもメリットです。
旅行や出張先に持って行くことだってできますよ(わざわざ出先で筋トレする人は少ないかもしれませんが笑)。
ケガのリスクが少なくて安全
チューブトレーニングはリハビリにも使われるくらい安全性が高いのもメリットです。
ダンベルやベンチプレスの場合、万が一落としたりしたら大ケガにつながりかねません。
床が傷つく可能性もあります。
ウエイトトレーニングの場合には扱う負荷(重さ)が大きい分、身体にかかる負担も大きくなります。
その点、チューブトレーニングのゴムチューブなら落としても安全でケガのリスクが少ないですし、身体への負担も少ないので安心です!
価格がリーズナブル
チューブトレーニングに使用するチューブは安いものなら1,000円代で買えます。
これは数ある筋トレグッズの中でもかなりリーズナブルです。
例えば、ベンチプレスなら数万円は余裕でしますし、ダンベルでもそれなりのものを買おうと思えば5,000円くらいすることも普通です。
鍛えられる筋肉の幅広さを考えると、いかにトレーニングチューブのコスパが高いかは理解してもらえると思います。
高い筋トレ器具を買ったけど結局使わなくなったらもったいないですよね。
その点、トレーニングチューブならお手頃価格なので筋トレ初心者の方も始めやすいです。
トレーニングチューブの種類
一口にトレーニングチューブと言っても、実はいくつか種類があります。
特に定番なのは、
- ゴムチューブ(ハンドルなし)
- ゴムチューブ(ハンドルあり)
- ゴムバンド
の3種類です。
ゴムチューブ(ハンドルなし)
ハンドルがついていないチューブだけのシンプルな形。
トレーニングチューブと言えばこれを思い浮かべる人が多いであろう、最も定番のタイプです。
様々な種類のチューブトレーニングができ、持つ場所を変えることで長さと負荷の調節ができるメリットがあります。
ゴムチューブ(ハンドルあり)
持ち手のハンドルがついたトレーニングチューブ。
こちらも人気の高い種類です。
ハンドルがついている分、普通のゴムチューブよりも持ちやすいというメリットがあります。
ただし、ハンドルつきのタイプは柱などにくくりつけてトレーニングするのには向いていないのでそこだけ注意が必要です。
ゴムバンド
チューブタイプよりも幅が広い、バンドタイプのトレーニングチューブ。
使い方はチューブタイプと変わりません。
チューブタイプと比べると人気は劣る印象です。
トレーニングチューブの選び方
強度が自分に合っているか
意外と知られていないかもしれませんが、同じメーカーのトレーニングチューブでも強度の種類が複数あります。
ダンベルで重さが1kg、3kg、5kgなどいろいろあるのと同じですね。
強度の表し方は「ソフト・ミディアム・ハード」や「レベル1~5」などメーカーによって違いますので、販売ページで必ず確認するようにしましょう。
筋力強化が目的なのか、ストレッチ・エクササイズが目的なのかや、男性か女性かなどを考慮して、自分に合った強度を選びましょう。
Amazonなどのレビューを参考にするのもおすすめですよ!
グリップなしかグリップありか
上で紹介した、グリップなしのゴムチューブかグリップありのゴムチューブかどちらを選ぶかもポイントです。
どちらが優れているとかは特にないですが、幅広いトレーニングをしたい方はグリップなし、持ちやすさを重視したい方はグリップありが良いと思います。
種類のところでも書きましたが、グリップありは柱などに巻きつけて使うのは難しいので、そういったトレーニングをしようと考えている方はグリップなしを選びましょう。
初心者はこれを選べ!おすすめのトレーニングチューブ3選
サクライ(SAKURAI) プロマーク トレーニングチューブ
ハンドルなしで最も定番タイプの「SAKURAI(サクライ)」のトレーニングチューブ。
使い勝手がよく様々なトレーニングに対応できます。
レベル1~5までの強度が揃っているのでレベルに合わせて最適な負荷のトレーニングチューブを選べます。
プロ野球のコーチとして活躍した立花龍司氏が監修したトレーニングマニュアルが付いているので、初心者の方にもおすすめですよ。
1,000円程度で買えるリーズナブルさも魅力です!
EMPT トレーニングチューブ
ハンドルつきで持ちやすい「EMPT」のトレーニングチューブ。
ソフト~ウルトラハードまで5種類の強度があるので、年齢や性別、目的に応じて使えます。
ソフトは健康促進のストレッチに、ハード以上の強度は本格的な筋力トレーニングに向いています。
付属のストラップを使えばさらにトレーニングの幅が広がって便利です。
Amazonでも特に人気の高いトレーニングチューブなのでおすすめですよ!
アルインコ マルチチューブ
お手頃価格でクオリティの高い筋トレグッズを展開する「ALINCO(アルインコ)」のトレーニングチューブ。
上で紹介したものとは形が大きく違い、両サイドに輪があるのが特徴です。
輪のグリップ部分を持って伸ばしたり、足に引っ掛けてストレッチするなど様々な使い方ができます。
筋力強化やダイエットはもちろん、肩こり解消にも効果的だとレビューでも評判です!
強度はソフト~ハードまでの3種類で、1,000円以下で買えるのでお得ですよ。
まとめ
チューブトレーニングは筋力アップ、ダイエット、ストレッチなど様々な目的に使える万能なトレーニングです。
トレーニングに使うゴムチューブは他の筋トレグッズと比較して圧倒的にリーズナブルなので、自宅用の筋トレグッズとして取り入れやすいです。
ダンベルなどの本格的なトレーニング器具と比べて収納しやすく邪魔にならないのもメリットです。
トレーニングチューブはひとつ持っておくととても便利なのでおすすめですよ。