ランニングやマラソンに絶対になくてはならないものと言えば、ランニングシューズですよね。
でも、「ランニングシューズってどれを選べばいいかわからない!」と思ったことありませんか?
スポーツ用品店のランニングコーナーに行っても、とにかく靴!靴!靴!!
「種類が多すぎて逆に選べない」という方も多いでしょう。
そこで今回は、ランニング初心者の方向けにランニングシューズの選び方のポイントとおすすめのランニングシューズについて解説します。
「ランニングやジョギングをこれから始める!」という初心者の方や、「今までテキトーに選んでいたけどちゃんとしたランニングシューズを買いたい」という方はぜひ参考にしてくださいね。
目次
初心者はここをチェック!ランニングシューズの選び方のポイント3つ
ランニングシューズの選び方のポイントはいろいろありますが、特に重要なのは以下の3つです。
- 長さと幅両方のサイズが合っているか
- クッション性があるか
- 目的・レベルに合っているか
どれも基本的なことではありますが、ランニングシューズを選ぶうえではとっても大切です。
ひとつ注意してもらいたいのは、ランニング初心者の方はランニングシューズを「軽さ」で選ぶのはNGだという点。
「走るのだから軽い方がいいでしょ」と思うかもしれませんが、実は軽ければいいというものでもないんですね。
これについては「クッション性があるか」の項目のところで詳しく解説します。
ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。
長さと幅両方のサイズが合っているか
これは基本中の基本。
ランニングシューズに限らず、靴選びで最大のポイントはサイズが合っているかです。
サイズは長さだけでなく、幅にも注意して選びましょう。
足長
「足長」は足を縦に測った長さのことで、いわゆる”足のサイズ”と言われるものです。足長はかかとからつま先までの一番長いところで測ります。
ランニングシューズの場合、足長+1cmのものを選ぶのがおすすめです。
つまり、実際にランニングシューズを試着した時に、足の先から1cm程度余裕がある状態がベストということです。
ここで重要なポイントがひとつあります。
それは、シューズに足を入れたらまずかかとを合わせてからつま先の余裕があるかを測るということです。
よくやりがちな、シューズのつま先を合わせてかかと部分に指を入れて間隔を測る方法はNGです。
これでは正しいサイズを選べないので注意してくださいね。
また、自分の足のサイズをちゃんと知っているという方は、意外と少ないです。
「普段のスニーカーは26cmだから、ランニングシューズも26cmでいいや」ではなく、一度自分で測ってみてください。
自分の思っていた長さと結構違うということがよくあります。
足幅
長さに気を取られて、忘れがちなのが「足幅」です。
日本人は甲高幅広の人が多いと言われています。
足幅が広い人はワイドサイズのシューズを選ぶか、ワンサイズ大きいものを選びましょう。
これも実際に試し履きしてみないことにはわかりませんので、ランニングシューズを選ぶ際は試着を念入りに行いましょう。
クッション性があるか
ランニングシューズを選ぶうえではクッション性の高さも重要です。
クッション性があるかどうかはランニング初心者は特に注意してもらいたいポイントです。
なぜなら、ランニングというのは想像以上に足腰に負担の大きい運動だからです。
特にひざやかかとは地面に着地する際に大きな衝撃を受けます。
普段からランニングをしているという方の場合は足の筋肉がそれなりに鍛えられているのですが、初心者の場合はそもそもの筋肉量が少ないので負担も大きくなるというわけです。
よく、「ランニングシューズはとにかく軽いものがいい」と思っている人もいますが、軽量化されているということはその分クッション性が低い場合が多いです。
こういう超軽量のシューズはフルマラソンで好記録を目指すような中級者~上級者向けなので、初心者の方はクッション性重視で選んだ方がいいです。
むしろ少し重いくらいの方がクッション性が高いのでおすすめです。
目的・レベルに合っているか
ランニングシューズと一口に言っても、実は練習用のシューズとマラソンの試合で使うレース用シューズでは大きな差があります。
なので、目的に応じて使い分ける必要があります。
練習用シューズ
レースではなく、あくまで普段のトレーニングや健康のために走る人向けのシューズ。
練習用シューズの中でも初心者向けから上級者向けまで様々あります。
ランニングを始めようという方は、外を走るにしてもジムで走るにしてもまず買うべきは練習用シューズです。
練習用シューズはクッション性や安定性に優れているものが多く、価格も比較的リーズナブルです。
その分重さがあって試合で走るには向いていませんが、いきなりマラソン大会に出るという方も少ないでしょうから練習用で問題ありません。
レース用シューズ
レース用シューズはスピード重視で驚くほど軽量のものが多いです。
ですが、軽い反面クッション性は低いので足にかかる負担は大きくなります。
あくまでマラソン大会に出るような上級者が履くべきシューズなので初めての方は選ばない方が無難です。
初心者向けを選ぼう
目的別では練習用シューズを選ぶべきと書きましたが、ランニングシューズには初心者向けシューズと上級者向けのシューズなどレベルに応じても違いがあります。
一般的に、初心者向けのシューズの方が重量がある分クッション性に優れています。
筋力が不足している初心者のために、記録よりもケガ防止などの安全性を重視しているためです。
逆に、上級者向けのシューズはより軽さを重視しています。その分クッション性は減ってしまうので初心者にはあまりおすすめしません。
初心者におすすめのランニングシューズ5選
ここまで見てきたように、ランニングシューズは人によって足のサイズが違ったり個人差が大きいので、万人に合うシューズはありません。
同じシューズでも人によって評価が分かれることもあります。
ですが、性能面や評判からおすすめ度が高いものはあります。
ランニング初心者の方は、これから紹介するような多くのランナーが履いていて評判の高いランニングシューズを選ぶのがいいでしょう。
アシックス GEL-KAYANO 24
日本が世界に誇るスポーツメーカー「asics(アシックス)」のランニングシューズ。
アシックスは様々なスポーツアイテムを展開していますが、その中でもランニングシューズの評価の高さは世界でもトップクラスです。
日本メーカーだけあって日本人の足にフィットしやすいのがアシックスの最大のメリット!
履き心地に定評があって、多くのランナーが愛用しています。
こちらの「GEL-KAYANO 24」は衝撃緩衝性に優れたゲルをミッドソールに内臓することでクッション性抜群なのが魅力!
着地時にかかる力を分散させてくれるので足にかかる負担が少なく、長時間走っても足が痛くなりにくいので初心者の方に特におすすめですね。
安定性とホールド力にも優れているのでケガ防止にもなりますよ!
関連記事:アシックスのおすすめランニングシューズまとめ!初心者向けからサブ4・サブ3.5向けまでレベル別に紹介!
▽メンズ用▽
▽レディース用▽
ミズノ WAVE RIDER 21
日本最大のスポーツブランド「MIZUNO(ミズノ)」のランニングシューズ。
100年以上の歴史を持つミズノは近年では日本のみならず海外での人気も高いです。
「WAVE RIDER 21」は波型形状プレートをミッドソールに挟み込んだミズノ独自の「MIZUNO WAVE」を搭載しているのが特徴。
この独自技術によって、本来両立が難しいとされるクッション性と安定性を兼ね備えているのが魅力です。
ランニング中の”揺れ”が少ないので初心者でもフォームが安定して走りやすいと評判です。
また、抜群のクッション性を持つにも関わらず、「U4ic」という特殊なミッドソールを採用することで軽量化にも成功しています。
ランニングシューズにしては珍しくカラバリが豊富で、好みに合わせてカラーを選べるのも嬉しいポイントです。
初めてのランニングからフルマラソン初心者まで対応できる万能シューズですね。
関連記事:【メンズ・レディース】ミズノのレベル別おすすめランニングシューズ!初心者からフルマラソン用まで!
▽メンズ用▽
▽レディース用▽
ニューバランス M1040/W1040
スニーカーでもお馴染みのシューズ専門ブランド「New Balance(ニューバランス)」のランニングシューズ。
タウンユースでも絶大な人気を誇るニューバランスですが、ランニングシューズも愛用者がとても多いです。
ニューバランスのランニングシューズは優れたクッション性とフィット感から生み出される抜群の履き心地が魅力です。
特に、こちらの「M1040/W1040」は数あるニューバランスのランニングシューズの中でもトップクラスの人気を誇るモデル。
軽量性・耐久性に優れたニューバランスオリジナルの「REVLITE(レブライト)ソール」を搭載し、長時間でもスムーズに走れます。
また、同じサイズでもD・2E・4Eと3種類の足囲(ウイズ)のモデルが用意されているので、足幅の広い方でも最適なシューズを選べるのも大きなメリットです(日本人の平均サイズでは、D=幅狭、2E=標準、4E=幅広が目安です)。
M1040/W1040はこれからランニングを始める初心者におすすめなのはもちろん、フルマラソンにも対応できるのでレベルアップしても使い続けることができますよ。
関連記事:【メンズ・レディース】ニューバランスのおすすめランニングシューズまとめ!初心者からフルマラソン用までレベル別に紹介!
▽メンズ用▽
▽レディース用▽
アディダス energy boost 4
世界的スポーツメーカーとして知らない人はいない「adidas(アディダス)」のランニングシューズ。
「energy boost 4」はアディダスが誇る革新的技術「BOOST(ブースト)フォーム」を搭載したモデル。
クッション性と推進力を高レベルで兼ね備えていて、他のシューズとは一線を画す抜群の反発力があるのが特徴です。
圧倒的な反発力から生み出されるその走り心地は「跳ぶように走れる」と言われるほど。
機能性の高さはもちろんアディダスのランニングシューズはデザインがカッコいいのも魅力ですね。
アディダスらしいスポーティーな雰囲気で走るのが楽しくなります。
健康目的で走る方だけでなく、「いずれはフルマラソンにも挑戦したい」といった目標の高いランナーにもおすすめのモデルですよ。
関連記事:【メンズ・レディース】アディダスのおすすめランニングシューズ!初心者からマラソン用までレベル別に紹介!
▽メンズ用▽
▽レディース用▽
ナイキ ルナグライド8
サッカーやバスケットボールを中心にあらゆるスポーツ用品を展開する世界最高峰のスポーツブランド「NIKE(ナイキ)」。
ランニングシューズの分野でも抜群の評価を誇ります。
「ルナグライド8」は柔らかなクッション性が特徴で、筋肉が少ない初心者や女性ランナーの足の負担を最小限に抑えてくれます。
また、初心者向けのランニングシューズの中では軽量で、サポート性や安定性を維持したまま軽い履き心地も実現していますよ!
デザインも「さすがナイキ!」という感じでおしゃれなので気分も上がりますね。
⇒【メンズ・レディース】ナイキのおすすめランニングシューズまとめ!初心者向けからフルマラソンでサブ4を目指すランナーまで!
▽メンズ用▽
▽レディース用▽
まとめ
ランニング初心者が選ぶべきシューズは、「レース用ではなく初心者向けの練習用シューズ」と覚えておきましょう。
軽さよりもクッション性に優れたものを選ぶのがポイントです。
おすすめのランニングシューズ5選で紹介したものはどれもクッション性が高くランニングビギナーに最適なので参考にしてくださいね。
その中でも特に、アシックスの「GEL-KAYANO 24」とミズノの「WAVE RIDER 21」が人気・実力ともに高くおすすめです!