様々なスポーツや日常生活でも意外と使う指の力、いわゆるピンチ力。
重要な力なのですが、「鍛えたいけど方法がわからない」という方もいらっしゃると思います。
今回は、ピンチ力を鍛えるおすすめの方法を紹介します。
そもそもピンチ力とは?
ピンチ力とは物をつまむ力のことです。
クライミングやボルダリング、柔道、レスリングなど手を使うスポーツでは非常に重要な力です。
ギターやトランペットなど楽器の演奏の際にもよく使われます。
また、ケガをした方のリハビリ用にもなります。
ピンチ力は握力の一種に分類されますが、”物を握る力”という意味での握力とはまた別の力が必要です。
その証拠に、握力を鍛える定番グッズのハンドグリッパーでは、ピンチ力はほとんど鍛えられないとされています。
ピンチ力を鍛えるおすすめの方法
上でも書いた通り、ピンチ力はハンドグリッパーでは鍛えることが難しいです。
そこでおすすめなのがフィンガーグリップ(ハンドトレーナー)というトレーニング器具。
コレさえあれば、自宅でも簡単にピンチ力を鍛えることができます。
フィンガーグリップの見た目はこんな感じ。
押す部分が4つあり、人差し指から小指までをそれぞれの部分に合せて持ちます。
あとはそのまま握るだけでOK。
内部にはバネが入っているので、その負荷でピンチ力を鍛えることができます。
実際にやってみるとわかりますが、やはりハンドグリッパーとは違って”指の力を鍛えてる”感がすごくします。
各メーカーによって若干仕様は異なりますが、バネを調節することで負荷を変えられるものが一般的です。
フィンガーグリップの大きなメリットは、指全体だけでなく各指ごとに鍛えることもできるという点です。
フィンガーグリップの押す部分はそれぞれ独立して動くので、人差し指だけ、薬指だけなどのようにトレーニングすることもできるのです。
例えば、ギターを弾く人の場合なら動かしにくい小指や薬指を重点的にトレーニングするなどの使い方ができます。
全ての指で握る場合でも、指ごとに負荷を調節できるのでそれぞれの指に最適なトレーニングができますよ。
おすすめのフィンガーグリップ
ここではおすすめのフィンガーグリップをふたつ紹介します。
特に、最初に紹介する「プラネットウェーブス」のフィンガーグリップがおすすめです。
僕も実際に使っています。
プラネットウェーブス ハンドトレーナー
こちらはAmazonで一番人気のフィンガーグリップ。
ボルダリングなどのスポーツをされている方からギターを弾く方まで幅広い方に愛用されています。
バネで各指ごとに負荷を調節でき、ピンチ力を鍛えるには最適。
グリップを上下に持ち替えれば、手の平や手首のトレーニングもできます。
ハンドクリッパーよりも軽量かつコンパクトで邪魔にもなりません。
レビューでの評価も高くおすすめです。
プロハンズ ハンドエクササイザー
こちらのフィンガーグリップはグリップ部分が手のひらにフィットするのがメリット。
人間工学をもとにデザインされたクッションを搭載しているのでとっても握りやすいです。
見た目のカッコよさも◎です。
ライトからXXヘビーまで5種類の負荷があります。
ただし、こちらは負荷調節ができないのがデメリットですね。
まとめ
フィンガーグリップを使えば、ハンドグリッパーでは鍛えにくいピンチ力を効率的にトレーニングできます。
指ごとに独立して鍛えることもできて便利です。
価格は1,000円程度からとトレーニンググッズとしては非常に安く、ハンドグリッパーよりもコンパクトで邪魔にもならないのでおすすめですよ。