トレーニングジムやフィットネスクラブで、斜めになったベンチを見かけたことがありませんか?
これはシットアップベンチと言って、その名の通り腹筋運動(=sit up)や背筋運動を効果的に行うための器具です。
このシットアップベンチが自宅にあると、普通に腹筋や背筋をするよりもより効率的なトレーニングができます。
今回はシットアップベンチの使い方・効果とおすすめのシットアップベンチを紹介します。
目次
シットアップベンチの使い方
シットアップベンチの使い方はとても簡単です。
シットアップベンチの足を固定する部分に足をかけ、動かないようにしっかりと固定します。
そして、ゆっくりと身体を下して腹筋運動をするだけ!
通常の腹筋運動はもちろん、起き上がる際に上体をひねる「ツイスティング・シットアップ」もおすすめです。
シットアップベンチを使う際は、
- 反動をつけて腹筋運動をしない
- 身体を一番下まで下さない
- 初心者のうちからベンチの角度をつけすぎない
という3点に注意しましょう。
実際にシットアップベンチを使っている様子は以下の動画を見てもらうとよくわかりますよ。
シットアップベンチの効果・メリット
負荷を上げることで効果的に筋肉を鍛えられる
シットアップベンチは斜めになっていることで角度がつくので、フラットな所で行う普通の腹筋・背筋運動よりも負荷を強くすることができます。
なのでその分、トレーニングの効果がアップします。
角度は段階的に調節できるので、角度を上げ下げすることで自分のレベルに合わせて負荷を調節できるのもメリットです。
ただし、初心者のうちから急な角度をつけて負荷を強くするのは負担が大きいです。
始めのうちは浅い角度で行い、慣れてきたら角度を強くしていくのがおすすめです。
ツイスティング・シットアップがやりやすい
ツイスティング・シットアップとは、腹筋運動で起き上がる際に上体にひねりを入れるトレーニング方法です。
シットアップベンチを使うと、足を固定できるのでツイスティング・シットアップがやりやすいというメリットがあります。
ツイスティング・シットアップを行うことで「腹斜筋」を効果的に鍛えることができます。
腹斜筋はお腹の横側の筋肉で、いわゆる「脇腹」と言えばイメージしやすいと思います。
腹斜筋は男性ならギュッと引き締まって割れた腹筋、女性ならくびれた美しいウエストを手に入れるためにぜひ鍛えたい筋肉です。
普通の腹筋運動では鍛えにくいので、シットアップベンチを活用するといいでしょう!
背筋運動にも使える
シットアップベンチは腹筋運動の時とは逆にうつ伏せになって使うことで背筋運動にも使えます(背筋には使えない仕様のものもあります)。
腹筋運動の時と同じく足が固定されるのでやりやすいです。
ただし、背筋運動も初めのうちは角度をつけすぎないように注意しましょう。
おすすめのシットアップベンチ3選
アルインコ シットアップベンチデラックス
リーズナブルな価格でクオリティの高い筋トレ器具を販売する「ALINCO(アルインコ)」のシットアップベンチ。
よくあるベンチが真っすぐなタイプと違い、こちらは波状のアーチが付いているのが特徴です。
このアーチが身体にフィットしてズレを防ぎ、安定したトレーニングができるメリットがあります。
Amazonのレビューでも特に評判が高い人気商品なので初心者の方にもおすすめですよ!
もちろん折りたたみ式で使わない時はコンパクトに収納できます。
鉄人倶楽部 トレーニング フラット&シットアップベンチ
シットアップベンチとしてはもちろん、フラットベンチとしても使える「鉄人倶楽部」のシットアップベンチ。
ベンチをフラット(平行)にできるのでダンベルトレーニングなど幅広い使い方ができます。
腹筋運動も効果的に行えて様々な用途で使えるので一石二鳥ですね。
ただし、こちらは背筋運動ができないのでそこだけ注意が必要です。
東急スポーツオアシス シェイプアップベンチ
フィットネスクラブ大手の「東急スポーツオアシス」が開発したシットアップベンチ。
こちらの最大の魅力は、1台で腹筋、腕立て伏せ、チェストプレス、レッグエクステンション、レッグカール、アームカールなどあらゆるトレーニングができる点です(背筋運動はできません)。
これさえあればトレーニングジムに通わなくてもいいくらいのトレーニングができます。
しかも、3段階の負荷調節機能があるのでダイエット目的の女性から本格的に鍛えたい方まで幅広く使えるのもメリットです!
まとめ
シットアップベンチを使えば普通に腹筋運動をするよりも効果的に鍛えることができます。
使い方は簡単ですし、価格もそんなに高くないのでおすすめです。
使わない時は折りたたんで収納できるものが多いので便利ですよ!